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語学習得が最も多いことは変わらないが、それにプラスして帰国後のキャリアアップを第一に考える留学生が増加傾向にある。大卒就職率55%時代、フリーター総数420万人(若年層の5人に1人)、景気が上向きになっても雇用が以前のように伸びない(ジョブレスリカバリー)といった社会情勢を反映し、「帰国後の就職を考慮し、語学にプラスして何かスキルを身につけておきたい」と考える留学生が増えてきているためである。

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語学学校留学が最も多い点は前年度調査と変わらないが、社会人の場合、「少しでも有利な条件で転職する」ために、専門学校での資格取得や企業研修(インターンシップ)などを強く希望する人も見受けられる。さらに、大学留学が増えていることも注目される。残念ながら、日本では2007年の大学全入時代を目前に、国内大学の魅力は急速に薄れつつる。大学が倒産する時代。これからは、旧帝国大学や一部の名門私立大学を除き、母校そのものがなくなってしまう可能性もあるということだ。日本の大学に一所懸命入って一体何が得られるのか、と考える高校生がいたとしても不思議ではない。幸いバブル崩壊後に育った今の高校生は、社会の負の部分や苦労する両親の姿を見ているため、他人とは異なる生き方や異なるスキルを習得することを抵抗なく受容している。またその親の世代も以前ほどは留学に抵抗がなく、むしろ我が子には、早い段階で海外経験を積んでもらい、ゆくゆくはグローバルな経済で活躍して欲しいという思いがある。最近では企業の新卒採用に対する基準も変化しつつあり、日本の大学を卒業していることを必須とせず、国内国外ということは問わず、実際に実力がある人材を採用する傾向にある。
このように企業の採用基準が実力主義にシフトする中、本当に学びたい人が集まり、きちんと勉強ができ、また、もれなく語学力も付いてくる、という海外の大学を選択する若者が増えることは必然的であると考えられる。

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実務で役立つ専門分野を志向する傾向は男女ともに見られるが、男性は企業の中で使うことのできるスキルを希望するのに対し、女性は短期的には企業内、将来的にフリーランスで活躍することを念頭に置いていることがわかる。

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圧倒的に女性が多いという傾向は例年と変わらないが男性の割合が徐々にではあるが増加していることがわかる。終身雇用の崩壊、働き方の多様性がここにも見て取れる。年齢別では20代が80%と多くそれに30代が続く。20代の社会人がキャリアアップを考えて留学するケース、あるいは大学生が有利に就職活動を運ぶために休学をして留学するケースが多いと思われる。但し、学生が35%を占めているが、これは、夏休み等を利用して短期で留学するケースが多いためである。

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全体的には「少しでも長く留学したい」という傾向がある。語学の習得は時間に比例すると考えられているからだ。さらに「キャリアアップ」のため専門学校での資格取得や語学研修後のインターンシップを希望するケースが増加したことが留学の長期化を引き起こしているとも推測される。あるいは休みが取りにくい社会人の場合、GW・夏休み・正月休みなどを利用し短期の留学を繰り返すケースも見られる。「日本で英会話スクールに高い学費を払い続けるよりも、短期留学をした方が帰国後のモチベーションが上がった」という声も聞かれ、短期であってもとにかく海外に身を置くことにより、英語学習のきっかけを作り、その後長期の留学を本格的に検討するケースもある。

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訛りのないキレイな発音を求めてカナダを選ぶ留学生が多いことがわかる。また、世界でもっとも生活しやすい都市の上位にカナダの主要都市がランクされたこともあり、「治安が良い」という理由も80%近い留学生が上げている。さらに、限られた予算の中で少しでも長く留学することを考えて、物価の安いカナダを選ぶケースも多いことがわかる。

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留学当初はホームステイが圧倒的に多い。但し、6ヶ月以上の留学の場合、現地にてアパートメントシェアなどに切り替えるケースもある。

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6ヶ月の留学には基本的に140万円前後かかると考えられる。しかし、留学する都市により、授業料や生活費、また出発時期により渡航費用が異なるため50万円程度前後することがある。

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プログラム内容を第一に上げる傾向は前年と変わらないが、日本人学生の割合を考慮する留学生が若干減少している。また、インターネット環境を重要視するケースも見られる。

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先輩たちの出身大学一覧

北海道:

北海道、小樽商科、釧路公立、札幌、北星学園、道都、酪農学園

東北:

東北、東北学院、東北福祉、岩手県立、弘前、青森公立

関東:

一橋、お茶ノ水女子、筑波、都立、千葉、東京外大、横浜国立、東京工業、埼玉、早稲田、慶応義塾、明治、法政、立教、日本、青山学院、中央、津田塾、明治学院、亜細亜、立正、獨協、明星、明海、東京農業、専修、武蔵野女子、桜美林、大妻女子、学習院、共立女子、國學院、駒沢、聖心女子、成蹊、成城、創価、大東文化、多摩、拓殖、東京経済、東京女子、東洋、日本女子、文化女子、星薬科大学、東洋英和女学院、フェリス女学院、文教、目白、高崎経済、東京福祉、宇都宮

東海:

名古屋、名古屋外大、静岡、静岡県立、愛知、岐阜、東海女子、中京、中部、名城、椙山女学園

北陸:

金沢、富山、富山国際、福井、北陸、高岡法科

関西:

京都、大阪、神戸、大阪外大、大阪市立、大阪府立、大阪教育、神戸市外大、三重、滋賀、同志社、関西学院、立命館、関西、甲南、近畿、龍谷、関西外大、京都外大、追手門学院、神戸学院、園田学園、大阪薬科、英知、同志社女子、京都女子、梅花女子、大阪国際、帝塚山、阪南、プール学院、摂南、大谷女子、大阪女子、松蔭女子

中国・四国:

広島、岡山、鳥取、山口、徳島、広島女学院、岡山理科、松山、香川、高松

九州・沖縄:

九州、鹿児島、長崎、大分、別府、長崎国際、西南学院、福岡教育、福岡女子、九州工業、琉球、沖縄国際

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