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外資系企業で働くということ
外資系企業とは

一般的に、外国の資本が入っている企業のことを外資系企業とよびますが、その中身は実に様々。「英語を使って仕事をしたい!」「海外勤務を経験したい!」「実力主義の会社で働きたい!」など、外資系企業に勤めたい理由は様々だと思いますが、実際に、その希望が叶う企業なのかをきちんと見極めてから就職を決める必要があります。


典型的100%外資タイプ

本国からの駐在員がたくさん、というタイプ。もちろん社内は書類から会議まで全て英語。アメリカ系の金融機関などに多く見られるタイプ。専門スキルはもちろんだが、ネイティブ並みの英語力が求められる。

日本企業化した外資タイプ

大手のコンピューター会社(IBMなど)、保険会社(AIUなど)等に見られるタイプ。最近では社名も日本でおなじみになっているため、外資系企業であることも忘れてしまうことも。国内企業同様、もちろん新卒採用も行う。社内はほとんど日本語。英語を使う頻度は少ないと考えられる。

社長のみ外国人タイプ

社員100名以下の中小外資系企業。社長などトップの数名のみ外国人の場合が多く、社内はほとんど日本語。但し、本国とのやりとりは英語になり、メールや電話レベルの英語能力が求められこともある。

外資系企業のメリット・デメリット

上記のとおり、外資系企業といっても性格は様々。日本企業化した外資系企業などは日本企業となんら変わらないような部分も。よって一概にはメリット、デメリットと言えないのですが、一般的にあげられる事柄を下記で確認してください。


メリットは? デメリットは?

徹底した実力主義
年齢や性別、それに在職期間などに関係なく、実力で評価される。高成績を残せば待遇のアップも期待できる。女性にとっては働きやすい職場と言える。

給与水準が高い
以前は、概して外資系企業の給与は国内企業と比較して2割程度高いと言われていた。もちろん今でも、給与が高い企業もあるが、最近では、雇用が安定してきたこともあり、国内企業とそれほど変わらない外資系企業も。

仕事にやりがいを持てる
やる気のある社員には、年齢や性別に関係なく、仕事を回してもらえる。本人のやる気次第では、国内企業では「入社○年目」でないとできない業務にも、すぐにタッチすることが可能。よって早くスキルアップすることもできる。

私生活に関与されない
仕事とプライベートは別、という考え方が徹底しているため、仕事が終わればほとんど関与されない。

結果が全て
実力主義の裏返しだが、「努力」などもある程度評価される国内企業と異なり、外資系企業では、「結果」が全て。目に見えて明らかな成果がないとなかなか評価されない。従って給与も上がらない。

経営方針が変わる
本国の本社が、合併や吸収などをすることにより、ある日突然会社の経営方針が変わることも。また日本法人の地位が低い場合は、本国本社の意向で経営戦略が変わることもある。

社員が流動的
社長から同僚まで、社員の出入りが激しいのも外資系企業の特徴。人間関係を築くことが難しい一面もある。

外資に向いている人は?

明らかな評価水準を求める人
年齢や性別に関係なく、完全に実力で評価してもらいたい人。また、報酬にこだわる人。自分をアピールすることが上手い人も向いている。逆に自分の評価や報酬はあまり気にしない、という人は外資系の雰囲気についていけない可能性も
自分で行動できる人
向上心や探究心があり、自分で仕事を取りに行くタイプの人。また仕事に対して責任を持ち、自立している人。逆に、指示待ち、仕事待ちの人は向いていない。
専門性がある人、専門性を磨きたい人
外資系企業では、個々人の担当業務が明確に分かれているのが一般的。よってある業務に専門スキルのある人はそれを大いに生かすこと可能。国内企業のように、様々な業務を経験しながら昇進していく、という文化がないため、ある専門分野のスキルを徹底的に磨きたい人も向いている。
適応力がある人
外国人がボスの場合、あるいは取引相手が外国人の場合、日本独特の商習慣は通じないことがほとんど。異文化をすんなりと取り込める順応性がある人は向いている。また、本国本社の意向で、経営戦略が180度変化する場合もあるので、どんなことにも動じない強さも必要。
ドライな人間関係を望む人
国内企業と異なり、良い意味でも悪い意味でも社内の人間関係は希薄。アフターファイブに皆で繰り出すということも一般的にはあまりない。

外資系企業とは
語学力

企業、職種によって求められる語学力は様々。「ネイティブレベル」の場合もあれば「英語力があれば尚可」ということもあります。また、最近では求められる英語力の低下も見られ、TOEIC650点でも採用されるケースも。但し、「上位のポジションに就きたい」「レベルの高い仕事がしたい」ということであれば、いずれは英語力が必要になりますので、入社後も日ごろから英語力を磨いておくと良いでしょう。

専門スキル

経理/財務、法務/特許、貿易/物流、人事、など、外資系企業では、専門スキルや実務経験が重視されます。金融系などは特にその傾向が強く見られます。但し、最近では、実務経験がなくても採用されるケースもあります。必要な英語力があり、人材にポテンシャルがあれば、多少のスキル不足は入社後の努力でカバーできると見なしてもらえるのです。

ヒューマンスキル

一般に、コミュニケーション能力などと呼ばれている能力です。国内企業同様、外資系企業でも、最近はこういったスキルが重視されます。


外資系企業に入るには

・新卒採用(一部大手のみ)
・知人の紹介
・ヘッドハンティング
・The Japan Timesなどの新聞広告
(月曜日はアシスタントや秘書、火曜日はエグゼクティブ)
・人材紹介会社
などといった方法があります。留学後の方にオススメなのは、人材紹介会社に登録する方法です。最近では外資系企業専門の人材紹介会社も多数あり、また、英文履歴書作成の手伝いや、英語面接の練習などのサービスもあります。さらに、国内企業より、外資のほうが人材紹介会社を使うことが多いとも言われています。

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