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お役立ちインタビュー
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大手人材派遣 K社 - 担当部長H氏のお話

 

留学経験者の登録は多い


「『留学経験者』のお問合せは非常に多いです。その中でも“オーストラリアでワーホリ”というパターンが特に目立ちますね。帰国してからの英語力はだいたいTOEIC650点程度。『英語を使う仕事をしたい』とおっしゃいます。
正直に言って、このような方が英語を使う仕事に就くことはなかなか難しいのが現状です。
TOEIC650点だと英語を使う仕事ができない、ということでは決してありませんよ。私が言っているのは、英語力の前の基礎的スキル、そして人間的な部分で「?」マークが付いてしまう方が多いということです。


まず、第一に英文事務でも貿易事務でも、そして外国人付き秘書であっても、とにかく、PCスキルや基礎的なビジネスマナースキルは必要です。どのような職場に行ってもこれらは要求されます。弊社のような人材派遣会社では、ビジネススキル講習会なども行っています。やる気のある積極的な方はどんどん参加してください。


次に、『なぜ留学をしたのか』、そして『何を身につけたのか』、また『それを会社でどのように生かすことができるのか』が明確でない方が意外と多いということです。
『留学をして英語力が伸びた』
ということでももちろんいいのですが、それだけでは足りません。
「○○という職業に尽きたかったので留学をし、英語力は目標どおりTOEIC■■点まで伸びました。そこでこれからは▲▲という会社の○○という仕事に就きたいです。」
と、ご自身の言葉できちんと語っていただきたいのです。よく言われることですが、実際の仕事の中では英語力はあくまでも手段です。それを使って何をしたいのかをまずは明確にしてください。

そして最後にもう1点。
残念なことですが、留学帰国者には受身の方がかなり多い。『留学をしてきたんですけど、なんか英語を使う仕事はないですか?』という具合です。その影響か最近では、履歴書に「留学」とあるとあまり良くない印象を持つ採用担当者もいます。ですから、皆さんには是非熱意や意欲を見せて欲しいのです。受身ではなく積極的に自分をアピールして欲しい。そういった姿勢が仕事を得るためには必要だと思います。」


H氏によれば、『TOEIC500でも英文事務ができる!』と謳っている人材派遣会社でも実態は、もっと点数が高い方が採用されるようです。人材派遣会社も登録者数を増やしたいがためにそのように記載しているのでしょう、とのこと。結果、実は大手派遣会社の稼働率(登録者のうち実際に派遣先で仕事をしている人の割合)は約10%だそうです。


しかし逆に、このような状況は皆さんにとってはとても有利。受身の留学帰国者が多いのであれば、留学中にきちんと英語力を伸ばし、帰国後も「○○という仕事に就いて自分の英語力や▲▲というスキルを生かしたい」と、はっきり語ることができれば、他の留学帰国者と差別化できるからです。

「とにかく熱意とやる気を見せて欲しい」とおっしゃるH氏。

長い人生ですが、留学は二度とあるかどうかとうい貴重な体験。H氏の助言も参考に意味のある留学生活を送りたいものです。

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